保冷剤について
保冷剤の原料は高吸水性樹脂(吸水ポリマー)です。 つまり、紙おむつなどの中に入っている吸収剤と同じものになります。 水に粉末状の吸水ポリマーを入れて中身をつくり、そのあと袋詰めにします。 袋の種類には一般的なポリフィルムと表面の結露を吸収する不織布の二種類があります。 冷蔵庫の冷凍室で凍らせるだけで簡単に利用できる利便性があり、 何回も繰り返し冷凍して利用できるので非常に経済的です。 そのような事から発熱時の熱冷ましやクーラーボックスなどにも利用されています。 万一破れても、内容物は無害ですので、安心してご使用いただけます。 保冷剤をゴミに出すときには、可燃ごみで出すことができます。
以前、ケーキにはドライアイスが一般的に使われていました。 ドライアイスは炭酸ガスでできています。 これは、コーラなど炭酸飲料に含まれる物と同じです。 体には無害なものです。 しかし、問題はその性質と味にあります。 炭酸ガスは非常に重いガスなので、クリーム類やムース類の気泡の中に入り込みます。 そしてガスを含んだままのケーキを食べると、 コーラを飲んだときのように舌を刺し、酸味を感じます。 当店の保冷剤はドライアイスと違いケーキの味を損なわずに冷やすことが出来るのです。 また保冷剤は単価が安いのでドライアイスのように お持ち帰り2時間まで100円等のような別料金にすることなく提供できます。
この保冷パック、意外な利用法があるのをご存じでしょうか? 何度も凍らせて使える保冷パックは、冷凍庫へ常時入れておくと便利です。 やけどをしたときは、患部にあてると冷却効果抜群です(軽傷の場合)。 また、お弁当のおかず入れに凍らせた保冷パックを敷き、ラップを1枚かけて サラダやフルーツをのせると、食べるときにひんやりしたままでお薦めなのです!
保冷効果の目安時間(ポリフィルム・不織布)
保冷剤の保冷効果の目安時間です。30gから1000gまで 保冷効果のあるもの(ハッポースチロール容器や保冷袋等)に入れ、外気気温が約20℃の場合の目安になります。 目安ですのでお入れになる箱や容器や外気の気温によって効果時間が変わりますのでご注意ください。 サンプル発送可能です。
30g | 50m/m×120m/m | 約1時間半 |
40g | 75m/m×100m/m | 約2時間 |
50g | 75m/m×110m/m | 約2時間半 |
100g | 90m/m×140m/m | 約3時間 |
200g | 120m/m×170m/m | 約5時間 |
300g | 120m/m×170m/m | 約6時間 |
400g | 150m/m×220m/m | 約8時間 |
500g | 150m/m×250m/m | 約10時間 |
800g | 165m/m×240m/m | 約16時間 |
1000g | 190m/m×280m/m | 約20時間 |